2月8日「金縷梅(まんさく)」

「金縷梅(まんさく)」

春を告げる花。

山野に自生するが観賞用としても植えられる。

金縷梅(満作)の名は、春一番に先駆けて「まず咲く」ことから転じたとも、紐状の黄色い四弁花が稲穂を思わせ、豊年満作につながるからともいわれる。

「金縷梅」の読みは、まんさく、または、きんるばいと読む。

「金縷梅の花言葉」は、「霊感」「ひらめき」「直感」「神秘」など。

 

お昼過ぎ、ちょっとお願い事もあり、少し遠い氏神様までウォーキングを兼ねて行ってきた。

雪はまだ道路に残ってはいたが、歩道は普通に歩けました。

無事に神社に着き、お参りも終わり、ふと鳥の鳴き声がして上を見ると

木に止まって元気に鳴いている。

鶯みたいだったけど、どうかな。

帰り道、ある家の玄関先に金縷梅が咲いていた。

これは写真に撮れなかったので残念だったけど、ちょっと得したようで嬉しかったなぁ。

10,000歩も歩いたから家に着いたら、ふらふらだった(笑)。

2月7日「笹子」

「笹子」

この「笹」は声が小さいという意味の「ささ」の当て字。

まだ整わない鳴き方をしている冬のウグイスのことをいう。

夏の間、高地にいた鶯は、冬になると餌を求めて人里に降りてくる。そして、藪の中や笹原などを拠点とするため、「藪鶯」または、「笹子」と呼ばれる。

藪の中での鶯の鳴き声は、チャッ、チャッという地鳴きである。

今日はまだ、東京の雪は解けずに残っている所が多いが、お天気が良く、鳥の声も聞こえてくる。来週は、東京の気温が20度にも上がるそうだ。

こんなに気温差が大きいと身体がついていけるか心配だが、動物たちも大変だろうなぁ。

昨日は、北海道羅臼町海岸の沖合でシャチが流氷に閉じ込められている映像があったが、なんとか脱出できたようで安心した。

それにしても、流氷に閉じ込めれているのにも驚いたが、羅臼の海岸の沖合に、こんなに大きなシャチが約10頭もいるなんて驚きです。

北海道は、空にはオオワシ、山には熊、平地には鹿、海にはシャチ、

大自然過ぎる!

北海道といえば、今は「さっぽろ雪まつり」が開催されているよう。

また、北海道に行きたくなってきた!

2月5日「イマジン」

ジョン・レノン 「イマジン」より~

いま、ウクライナ、ガザ、民族紛争…、世界中で大勢の人が殺されている。

一人一人に家族がいて、その人その人には夢も希望もあっただろう。

「Imagine」がリリースされたのは、1971年。

53年経って、何にも変わっていない。

一日でも早く、会話で解決ができ、みんなが平和で安心して暮らせる世の中になるよう願うばかりだ。

私自身振り返ると、ここ何年かは、あれが欲しい、これをしたいと高望みしていた。

最近、必要でないのはいらないなぁ、それより…、

ふと、優しい人になりたいと思った。

今の世の中で、自分には何ができるか、想像の翼を広げて考えていきたい。

2月4日「立春」

 


立春

この日から暦の上では春になります。

まだまだ寒い日が続きますが、春の兆しがようやく見え始め、

鳥のさえずり、木々の芽吹きなど春の訪れを感じます。

 

立春のこの日は、立春大吉と書いた札を寺などでは門口に貼る風習があります。

立春大吉の文字は、左右対称で縁起の良い文字とされ裏からも「立春大吉」と読めることから鬼が門をくぐって振り返ると、くぐったはずの門に再び文字が見えるので、勘違いをした鬼が門の外へ出ていくといわれている。

 

今日は寒さが戻り、明日からは東京も雪が積もりそうですね。

立春を迎えても、まだまだ寒さが続きます。

皆様、暖かくしてお過ごしくださいね。

2月3日「恵方巻」

恵方巻

立春の前日、節分の日に恵方を向きながら丸かぶりすると縁起が良いとせれる太巻き寿司のこと。

元々は、大阪地方で節分時に恵方の方角を向いて、切り分けられていない太巻き寿司を頬張りながら無言で食べるという独自の食文化・風習があり、それがコンビニ各社などの販促により全国に広まったもの。

ちなみに、2024年節分の恵方は、「東北東」です。

節分といえば、昔、子どもの頃、母が景品を用意してくれていて、豆撒きの時に、豆(北海道なので豆は落花生)と数字が書いてある紙を一緒に撒いて、邪気を払った後に、兄弟や叔父叔母、おばあちゃんもいて、たくさん撒いた豆と紙を拾い集めて、その後はみんなで豆を食べながら、何が当たったか大騒ぎで賑やかだったなぁ(笑)

くじ付き豆撒きは何年か続いて、終わりの頃は日本の景気も良かったから、景品もどんどん良くなっていた。みんな若かったし、思い出すおばあちゃんや父は鮮明に生きてるし、楽しくて古き良き昭和の時代だったなぁ。

もう40年以上前か、つい昨日のことのように思い出されて涙が出てくる。

なんで、こんなに鮮明に思い出すんだろう。(笑)

過去じゃなく今を生きろというけれど、たまには懐かしい良き時代を思い出すのも悪くない。

 

ちなみに、ひねくれているので、今日は恵方巻じゃなくて、お寿司にしたい(笑)。

2月2日「薄氷(うすらい)」

「薄氷(うすらい)」

 

「うすらい」と読むが、旧仮名遣いだと「うすらひ」になる。

春めいてきたところに寒さが戻って水たまりや池、雪解け水のある田など表面に張る薄い氷、あるいは、冬の氷が解け切らずに薄く残っているものをいう。

美しさとともに儚さを感じさせる句が多い。

「薄氷や 山茶花散り込む 手水鉢」    寺田寅彦

昨日は暖かかったが、一転して今日は寒さが身に染みる日になった。

うちの庭に水を張った小さな鉢がある。小鳥さん用だ。

そこには毎日、小さくて色んな種類の小鳥や鳩が水を飲みに、

そして水浴びをしに来る。

とても可愛くて、うちの唯一のペットだ(笑)。

今日のように寒いと小鳥さん達も静かだなぁ。

2月1日「紅梅」

「紅梅」

白梅よりも少し遅れて春の暖かさが感じられる頃に咲く。

薄い色から淡い色、八重、一重などがある。

白梅には、早春の冷やかさ、清楚な気品を感じる句が、

紅梅には、温かさ、あでやかな感じを受け止めて詠んだ句が多い。

 

紅梅は、平安時代の女流作家・清少納言が愛した花とされ、

随筆・枕草子には、

「木の花は こきもうすきも 紅梅」

という句が残されている。

 

また、中国南宋の政治家・詩人の范成大(はんせいだい)の「梅譜」に、

「紅梅は猶(な)お是れ梅にして而(しか)も葉の満つなること杏の如し。

白梅と同(とも)に開き、紅白相間(あいまじ)るは、園林初春の景なり」

とある。

 

梅の花言葉には、「優美」「艶やか」とある。

私も、今年は華やかまではいかなくとも、コロナ禍ですっかり

ジーンズに慣れてしまったので、スカートやワンピースを着て、

どんどん街に出かけたいと思う。