「薄氷(うすらい)」
「うすらい」と読むが、旧仮名遣いだと「うすらひ」になる。
春めいてきたところに寒さが戻って水たまりや池、雪解け水のある田など表面に張る薄い氷、あるいは、冬の氷が解け切らずに薄く残っているものをいう。
美しさとともに儚さを感じさせる句が多い。
「薄氷や 山茶花散り込む 手水鉢」 寺田寅彦
昨日は暖かかったが、一転して今日は寒さが身に染みる日になった。
うちの庭に水を張った小さな鉢がある。小鳥さん用だ。
そこには毎日、小さくて色んな種類の小鳥や鳩が水を飲みに、
そして水浴びをしに来る。
とても可愛くて、うちの唯一のペットだ(笑)。
今日のように寒いと小鳥さん達も静かだなぁ。