2月2日「薄氷(うすらい)」

「薄氷(うすらい)」

 

「うすらい」と読むが、旧仮名遣いだと「うすらひ」になる。

春めいてきたところに寒さが戻って水たまりや池、雪解け水のある田など表面に張る薄い氷、あるいは、冬の氷が解け切らずに薄く残っているものをいう。

美しさとともに儚さを感じさせる句が多い。

「薄氷や 山茶花散り込む 手水鉢」    寺田寅彦

昨日は暖かかったが、一転して今日は寒さが身に染みる日になった。

うちの庭に水を張った小さな鉢がある。小鳥さん用だ。

そこには毎日、小さくて色んな種類の小鳥や鳩が水を飲みに、

そして水浴びをしに来る。

とても可愛くて、うちの唯一のペットだ(笑)。

今日のように寒いと小鳥さん達も静かだなぁ。